1. 職業名
東南アジアのビジネス文化において、職業名は重要な役割を果たし、象徴的なステータスにもなります。あなたの国で使われている職業名とは違うということを配慮し、応募条件の経験やスキルなどを見極める必要があります。
特に日本語とのニュアンスや言い方が異なるので注意が必要です。
2. ジョブポータルサイトで求人を見つける
LinkedInは東南アジアでは最大のプロフェッショナルが集まるソーシャルネットワークであり、仕事や雇用者を見つけるために1番使われているものです。
自らのポテンシャルに自信がある人や、プレゼン能力が高い(自己アピール力が高い)人でないと、いい仕事を見つけるのは困難です。
しかし、東南アジア地域には、有名なポータルサイトが幾つかあるので安心してください。
・東南アジアの求人情報サイト キャリアリンクアジアは、ベトナムをはじめ、タイやフィリピン、マレーシア、インドネシアなどにおける日本人向け求人情報が多数掲載されています。
・求人情報サイト JobDBは香港、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイにおいて中級から上級のマネジメントポジションの求人を探すことに向いています。(英語必要)
3. リクルート会社や重役斡旋会社と協力する
ヘッドハンターから電話をもらうということは、他の国では珍しいことかもしれませんが、東南アジアでは、シニアポジションや複雑な役職、人材不足から珍しいことではありません。
リクルート会社は市場の知識と企業風土に合った人材を見つける手助けをしてくれます。この売り手市場において、リクルート会社はあなたの企業が必要としている候補者選びを積極的に進め、契約に至るまで密に連絡を取り合います。東南アジアが異なる文化の集合体であることから、面接や応募においての違いを知るリクルーターはとても役に立ちます。
4. 給与の交渉
面接の最後に聞かれる、給与についての質問は求職者がもっとも嫌う質問です。ヨーロッパでは面接の最終ラウンドで聞かれる質問ですが、東南アジアでは事情が異なります。給与と福利厚生は最初の面接の終わりに話され、求職者が期待する給与の幅についてはしばしばCVに記載があります。
5. 継続
東南アジアにおいて、ジョブマーケットは求職者が優遇されているので、労働者にとって転職は簡単なことです。また、2~3月のボーナスの後が転職時期だと考えられています。
世界の他の国々と同様に、労働者の面倒見が良い雇用主の元では、継続率が高くなります。最新の国際従業員エンゲージメントの動向は、地域の雇用機会について価値ある洞察を発表しています。