カテゴリー
今後の動向

全てのリクルーターが知っておかなければならない東南アジアの労働市場の7つのトレンド

2018年も第二四半期に入り、すぐに上半期が終わってしまいます。リクルーターとして、労働市場の最新のトレンドを知っておくことは、才能のある人を勝ち取る上で重要です。しかし、多くのリクルーターは日々の仕事に追われ、トレンドに目を向ける時間がありません。

幸運なことに、キャリアリンクアジアによって行われた2018 Job outlook & salary surveyのおかげで、リクルーターは今年の残りの日々に役立つ重要な労働市場のトレンドを簡単に知ることができます。7カ国から4692人の候補者と624人の雇用主が調査に参加し、全てのリクルーターが知っておかなければならない労働市場のトレンドを7つ発見しました。

1. 全体的な雇用のあらまし

アジアの全体的な雇用のトレンドは明確で、65%の雇用主が雇用率の維持または上昇をすると回答しました。さらに、「雇用の凍結」が見られたのはたった7%で、28%は必要なポジションの配置換えのみ雇うとし、地域での活動を活発にすることを断言しています。

これらのアジア経済にとって、楽観的な見通しの鍵となるのは、新たに制定された税制改革法です。これによって消費の拡大、地域のビジネスの拡大、起業の増加、製造業などの発展、海外企業の進出などにつながり、結果、雇用創出と多様なスキルのニーズが高まると見られています。

2. 雇用時期

2018年の第一四半期は雇用のピークとされ、その後は落ち着きつつあります。

2018年の中で一番ピークの月は3月で、調査された16%の雇用主がこの月に雇用することを好んでいます。なぜなら、多くの労働者は13~14ヶ月の勤続ボーナス(1月に支払われることが多いです)を受け取った後やめてしまうことが多いからです。

もう一つ考えられる理由は、アジアの多くの労働者は2月に祝われる春節のお祝い後に辞職することが多いからです。春節が終わり、新たな年を迎えるにあたって新たなキャリアを検討することは、アジアの労働者にとっては人気の文化となりつつあります。

興味深いことに、この調査で雇用主の11%が雇用活動を6月にすることを好むということも明らかになりました。これは大学を卒業してくる新卒者が6月に増えるということが理由でしょう。また、中間ボーナスをもらって離職する労働者がいるという点も関係しています。

雇用活動は2018年の第四四半期にはスローペースになり、5%の雇用主が10月に、4%が11月と12月に行うと回答しています。これは年末の休暇時期に重なることから、この時期に離職する人は少ないため、本当に欲しい人材がいない限りは活動しないようです。

3. 好まれる就職活動の手段

GoogleとTemasekの報告によると、東南アジアは世界で3番目にインターネットの利用者が多いと言われています。2017年12月は3億3000万人がインターネットを利用し、2018年にはモバイルインターネットの利用が増えたため、インターネットを使った就職活動が求職者(36%)にも雇用主(52%)にも好まれていることは納得できます。

実際に、最近のオンラインの仕事情報は技術の進歩により、ターゲット選定をすることができます。さらに、いくつかのオンラインの仕事の掲示板では特定のバックグラウンドや産業に特化して検索し、メッセージのやりとりをすることも可能で、直近の求職者だけではなく、過去のものまで見ることができるので、リクルーターには力強いツールとなっています。

紹介によって就職活動をしたり(15%)、求人活動を行う(15%)ケースも多く、好まれる手段のトップ3に入ります。さらに、オンライン上で企業の求人情報を直接検索するという手段も人気で、18%の求職者がこの手段を利用し、11%の雇用主がこの手段を利用して雇用していると回答しています。

4. 求職者の就職活動

地域のインターネットの利用の増加に伴い、求職者はオンラインジョブポータルを使い、仕事の応募をするときに雇用市場の選定を行なっています。調査が明らかにしたことは、タイではオンラインでの応募が一番多く、6.02ポイントが新しい仕事に応募するときにオンラインジョブポータルを利用すると回答しています。この回答方法は、1~7のスケールで、1は全くそう思わない、4はどちらとも言えない、7が強くそう思うという評価で回答してもらいました。

この調査では、多くの求職者が現在の仕事や雇用主の元を離れるつもりだと結論づけています。平均のスケールが5.70と5.51となり、7カ国全てで求職者が常に新たな仕事に応募する機会を探していることがわかりました。実際に応募していない人にとっても、7カ国の平均スケールは4.30で、自分に合った仕事があれば、キャリアの変更に前向きであることもわかりました。平均が3.41という数少ない求職者は来年今の職を変える気は無いと言っていました。

5. 雇用が盛んな産業

リクルーターは、雇用が盛んな理由について、急成長によるものなのか、適格な人材の不足によるものなのかを覚えておくべきです。雇用が盛んな産業のトップは、金融、財政、製造業、ヘルスケア、IT関係のサービス業となっています。それから次いで、貿易と流通、建設業とエンジニア、教育、小売、マーチャンダイズと卸売業です。

近年、今回調査した国々では外国からの投資が多く、特に急成長した中国の企業が香港へ進出し雇用機会を促進しています。ITの専門家は、企業がより多くのデータを取り扱うようになってからは需要が高くなりました。

キャリアリンクアジアによる歴史的な求人広告のデータによると、製造業の雇用は、コスト削減や国内消費の促進、インフラ整備のために多くの製造業者が東南アジアに流入してきたことから、盛んになっています。また、デジタルトランスフォーメーションによって消費者がデジタルバンキングや財政サービスを使うようになり、IT産業、金融業、財政部門での人材の需要も増えています。

興味深いことに、シンガポールはヘルスケア部門の雇用が活発な唯一の国です。世界規模の医療機関があることで知られているためでしょう。さらに、シンガポールの高齢者人口の増加が著しく、ヘルスケアの専門家の需要は今後も増え続ける見通しです。また教育にも力を入れている国なので、教育分野の雇用も増加しています。

マレーシアは製造業、金融業、財政業、建設業やエンジニア部門での雇用に力を入れています。これは国の成長率が2017年に5.7%を記録して以来、製造業が拡大しており、それに伴って財政分野でも雇用が拡大しています。マレーシアの製造業も雇用の拡大が続く見通しで、これは現在進行中のプロジェクトや政府の鉄道関係のプロジェクトによるものです。

インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンでは小売業や卸売、マーチャンダイズが高い雇用率を有しています。これは伝統的なレンガやモルタル小売店が未だに経済の中で根強く影響しているためだと考えています。

6. 最も求められている専門家

キャリアリンクアジアによる歴史的な求人広告のデータは、セールスやマーケティング、ビジネス開発、財政や会計、顧客サービスや管理についての専門家の需要の高さを明らかにしました。これは2018年の残りの日々でも続くものだと思われます。

他に需要が高い専門家は、管理者やHR、ITやエンジニアです。ITは香港、マレーシア、ベトナム、フィリピンで需要が高く、この地域ではデジタルトランスフォーメーションがトレンドとなっています。HRの専門家でビジネスの知識が豊富な人は、香港やタイで仕事を見つけやすくなっています。

7. 高度成長した産業

キャリアリンクアジアによる歴史的な求人広告のデータは、昨年様々な産業が成長しました。高度成長率は拡大を示唆し、特定の産業ではビジネスサイクルの中で上り調子です。このトレンドに乗ることで、リクルーターはトレンドの先端にいることができます。

インドネシアとシンガポールでリクルーターは、会計、監査、税金関連の仕事に目を向けておく必要があります。これらの業界は204%の成長率を記録し、求人を85%成長させました。

コンサルティングはマレーシアで需要が高く、昨年の求人率は46%と他の業界よりも先を行っています。一方でコンピューターやIT関係の仕事の求人はフィリピンで多くなっています(+19%)。

建築や建設業はタイで需要が高く、昨年の求人は130%となっています。ベトナムは保険に特化した仕事の需要が高まりつつあり、求人は74%に上昇しています。

リクルートというのは、単に適格な人材を野党だけではありません。トレンドに敏感になり、戦略的な雇用プランを立てることも重要な役割です。リクルートは最新のトレンドや労働市場の需要によって定期的に変化していきます。リクルーターとして、トレンドを理解することは他リクルーターよりも前に進むことができます。

カテゴリー
仕事の種類

2018年に東南アジアで給与が高かった7つの仕事

東南アジア諸国連合(ASEAN)には、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、シンガポール、カンボジア、ラオス、ブルネイ、ベトナムの10カ国が加盟しています。経済格差だけではなく、言語や民族が多様であるにもかかわらず、東南アジアの国々は、数え切れないほど文化や歴史に似ているところがあり、資源やビジネスネットワーク、貿易関係などを共有することで共に歩んで来ました。旅行や娯楽に関しては、この熱帯地域では美味しい食事、温かい人々、驚くような名所を楽しむことができます。これらの組み合わせで、あなたの胸は高鳴り、東南アジアの美しさに恋に落ちてしまうでしょう。

経済成長による雇用の拡大

近年、ASEANは目覚しい経済成長を遂げ、世界でも7番目に大きい経済圏となりました。様々な要因によって、この経済発展が成し遂げられています。

この継続的な経済成長は雇用の拡大につながり、求職者にとっては多くの選択肢がある状況になっています。以下、東南アジアで給与の高い仕事のリストです。

1. ホテルやリゾートの管理

ビーチや食事、気候を楽しむための東南アジアの観光客の増加はホテルやリゾート業界に新たな道を開きました。地域の豪華なホテルに限らず、ゲストハウスやブティックリゾートの人気も高まっています。アジア太平洋地域は世界の中でもホテル市場が急速に成長した地域の1つであり、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム、タイの5つの主要な国は東南アジアに属しています。ホテルやリゾートの管理人の需要は、この成長によってとても高まっています。ホテルやリゾートの運営の経験が豊富な人の需要は引き続き高くなるでしょう。平均的に、給与は50000ドルほどになります。国を選べば、このような高い給与で仕事を楽しむことができます。

ベトナムのホテル・ゲストリレーション求人情報(リンク:キャリアリンク ベトナム)

2. ツアーガイド

多言語を話すことができ、東南アジアの情報を伝えることが好きで、マネジメントスキルがあるのなら、ツアーガイドとしてのキャリアを選択することができます。これはあまり人気のある選択肢ではないかもしれませんが、適任者には高い給与が支払われます。仕事内容は、世界各地から東南アジアへ旅行に来るツアー団体のアシストと引率です。この仕事では、世界中の人々と会うので、それぞれの国の人にどのように対応することが最善なのかを知る必要があります。スケジュールにもよりますが、一般的にツアーは1~2週間の日程で組まれています。必要不可欠な役割であるツアーガイドには、年間30000ドルから60000ドルが支払われます。仕事を楽しみながら、約束された給与も楽しみにできる仕事です。

アジアの旅行・サービス関連職の求人/転職情報(リンク:カモメ)

3. ウェブデベロッパー

東南アジアの経済が繁栄していることを受け、企業は行動の1つ1つに慎重になっています。目立つため、製品やサービスを市場に出し、潜在的な顧客とつながるための方法の1つとして、オンラインの活用が必須です。企業は最新のテクノロジーを活用し、他企業よりも前進するために、ウェブデベロッパーの助けを必要としています。ウェブデベロッパーの仕事は、企業の情報を顧客に正確に伝えるため、ウェブサイトの変更、暗号化、デザインなどです。簡単に操作ができるウェブサイトは、売り手と買い手間の信頼関係を構築します。また、仕事をこなすために技術的なスキルも必要とするtめ、東南アジアでは高所得の仕事の一つであります。平均的な年収は12000ドルから13000ドルでスタートします。またアートに長けている人には、さらに上乗せされるでしょう。

タイのIT/ICT求人情報(リンク:キャリアリンク タイランド)

4. 日本語教師

東南アジアでは日本への送り出し機関がブームになっていることを受け、日本語教師の需要は高まっています。東南アジアで日本語教師の需要が高い国トップ3は、ベトナム、タイ、カンボジアです。これらの国々での日本語教師の初任給は月800ドルから1300ドルで、いくらか貯金をしながらでも快適な生活ができる水準です。国によって条件は様々ですが、1つ共通しているのは4年制大学の学位と日本語教師関連の資格取得を必要条件としています。

ベトナムの日本語教師求人情報(リンク:ベトナム日本語教師.com)

5. 翻訳者

繰り返しにはなりますが、東南アジアの観光業の成長によって、世界中の様々なバックグラウンドを持った人々がこの地域を訪れることに魅力を感じています。観光ビジネスでは訪れた人々に十分な経験をしてもらうための翻訳者を探しています。関わっている人々が共通言語を持たない場合、外国人投資家とビジネスをすることは難しいです。英語だけでなく現地語の才能がある人には、十分な給与が用意されており人材紹介会社に登録することをお勧めします。

6. コールセンター代理店

英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語に長けている人には、東南アジアのコールセンターで働くという選択肢があります。経費削減のため、数多くの世界中に顧客を持つ企業のコールセンターが東南アジアを拠点としています。コールセンターではアメリカ、イギリス、ヨーロッパ、日本からの受電をしています。コールセンターの給与を少なく見積もってはいけません。初任給は月400ドルで、代理店の業績によってはさらに増額します。また、素晴らしいインセンティブやその他の福利厚生も用意されています。

7. フィットネスインストラクター

ヨガやクロスフィット、ズンバのレッスンを教えることで、自然と繋がり、体と心の浄化をすることができます。インドネシアやタイなどの国では、観光客の要望により、フィットネスインストラクターに需要が高くなっています。一般的に時給7ドルで、年収にするとそれなりの額になります。教えれば教えるほど、収入が増えることになります。

東南アジアは豊富な仕事と約束された給与で、生活を楽しむことができる場所です。このリストを、東南アジアでの就職活動のきっかけにしてください。幸運を祈ります。

カテゴリー
今後の動向

東南アジアの雇用市場の明確な見通し

全面的に、多くの市場で政治的経済的に不穏なことがあるにもかかわらず、東南アジアでの活動ははっきりし続けています。このような感情的な変動の間、相対的な雇用活動は明確で、2016年もこの傾向が続くと信じることができる理由があります。

候補者が集まる地域

2015年、多くのASEAN市場では、プロや管理職レベルの雇用は活発でした。私たちは特にインドネシアで明確な発展を目にし、たい、ベトナム、ミャンマー、フィリピンでもその傾向が見られました。マレーシアでは雇用のプロセスにマクロ経済や政治的な要素が影響していましたが、全体的な成長には悪影響とはならず一定でしかし劇的なものではありませんでした。

シンガポールは地域でも最も発展し成熟した雇用市場で、市場のコンディションは2014年は首尾一貫しており、雇用活動は安定したレベルになっています。

この地域で私たちが見た興味深いトレンドは、地域の企業による雇用活動の成長が多国籍企業を対抗していることです。歴史的に、求職者は多国籍企業に雇われることを好む傾向にありましたが、現在はASEANで成功している地元の企業を好むようにシフトしてきています。

キャリアアップの機会は報酬と同じくらい重要

給与や福利厚生などの報酬は求職者と雇用主にとって決断の鍵となっています。しかし、現在これらの決断はより複雑になり、見直されるべき数多くの要因があるのです。それにはキャリアアップの機会と長期雇用も含まれます。企業の社会的責任も多くの人々の中で重要視されており、自分自身が誇れる企業で働きたいと思っているのです。

これは私たちが目にした雇用主のブランド化というコンセプトと結びついています。最も革新的な組織は文化や環境の構築に注目し、力を入れることで、ベストな才能を持つ人々を惹きつけ、彼らを雇いたいと思っているのです。

雇用主は優れた才能に対しては良い給料を提示したい

一般的に、この地域中で給与の上昇圧力を目にしますが、これは市場によって多様です。雇用主が求職者に十分な給与を払うことを厭わない一方で、彼らはその投資の見返りをとても早く目にしたいと考えています。期待は高く、経験豊富な才能のある求職者はどこで働きたいのかを見極めますが、その企業は求職者が技術的なスキル、対人関係のスキル、その他雇用するにふさわしいかどうかを見ています。強い求職者には多くの機会がありますが、同時に雇用主は彼らがその役割に適しているのかどうかを確認したいと思っています。

The Michael Page South East Asia 2016 Salary & Employment Outlook は、シンガポール、マレーシア、インドネシアの様々な産業の850人以上の雇用主を調査した結果に基づいた報告書です。さらに雇用主との座談会がこの報告書をより有意義なものにしました。報告書は市場と雇用状況、給与、セクター毎の概要を明らかにすることを目的としています。

カテゴリー
雇用機会

東南アジアで就職を簡単に決める5つのコツ

1. 職業名

東南アジアのビジネス文化において、職業名は重要な役割を果たし、象徴的なステータスにもなります。あなたの国で使われている職業名とは違うということを配慮し、応募条件の経験やスキルなどを見極める必要があります。

特に日本語とのニュアンスや言い方が異なるので注意が必要です。

2. ジョブポータルサイトで求人を見つける

LinkedInは東南アジアでは最大のプロフェッショナルが集まるソーシャルネットワークであり、仕事や雇用者を見つけるために1番使われているものです。
自らのポテンシャルに自信がある人や、プレゼン能力が高い(自己アピール力が高い)人でないと、いい仕事を見つけるのは困難です。

しかし、東南アジア地域には、有名なポータルサイトが幾つかあるので安心してください。

東南アジアの求人情報サイト キャリアリンクアジアは、ベトナムをはじめ、タイやフィリピン、マレーシア、インドネシアなどにおける日本人向け求人情報が多数掲載されています。

求人情報サイト JobDBは香港、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイにおいて中級から上級のマネジメントポジションの求人を探すことに向いています。(英語必要)

世界の国ごとの掲示板サイト 海外に住む日本人の掲示板

3. リクルート会社や重役斡旋会社と協力する

ヘッドハンターから電話をもらうということは、他の国では珍しいことかもしれませんが、東南アジアでは、シニアポジションや複雑な役職、人材不足から珍しいことではありません。

リクルート会社は市場の知識と企業風土に合った人材を見つける手助けをしてくれます。この売り手市場において、リクルート会社はあなたの企業が必要としている候補者選びを積極的に進め、契約に至るまで密に連絡を取り合います。東南アジアが異なる文化の集合体であることから、面接や応募においての違いを知るリクルーターはとても役に立ちます。

4. 給与の交渉

面接の最後に聞かれる、給与についての質問は求職者がもっとも嫌う質問です。ヨーロッパでは面接の最終ラウンドで聞かれる質問ですが、東南アジアでは事情が異なります。給与と福利厚生は最初の面接の終わりに話され、求職者が期待する給与の幅についてはしばしばCVに記載があります。

5. 継続

東南アジアにおいて、ジョブマーケットは求職者が優遇されているので、労働者にとって転職は簡単なことです。また、2~3月のボーナスの後が転職時期だと考えられています。

世界の他の国々と同様に、労働者の面倒見が良い雇用主の元では、継続率が高くなります。最新の国際従業員エンゲージメントの動向は、地域の雇用機会について価値ある洞察を発表しています。

カテゴリー
今後の動向

東南アジアにおいて今後成長が期待される仕事と衰退していく仕事

技術、自動化、分裂。これらは時代を象徴する言葉であり、1つのことを示唆しています。それは、未来の雇用市場において確かなことは何もないということです。

世界経済フォーラムの推定では、次の4年間で7500万の仕事で解職が起こり、技術的発展の結果、世界的に1億3300万の新たな仕事が作り出されると予測されています。

この移り変わりが顕著に表れるのが、東南アジアであると推測されています。

変化に取り残されないために、この地域では農業関連の仕事からサービス的な役割にシフトしていく必要があります。

Oxford Economicsとアメリカのテクノロジー会社の新しい報告によると、この変化によって、2800万のフルタイムの仕事で解職が起こり、それらは次の10年で地域の経済を代表する6つの経済で起こると言われています。

この数字はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの労働人口の10%ほどに相当します。

いかにも、この変化によって、成長産業においては新たな仕事が出現します。しかし、必要なスキル不足や異なる役割への移行によって、660万人の失業を引き起こすことが、研究によって明らかになりました。

この変化への挑戦は、どの仕事が未来に残り、その仕事を維持するためにはどのようなスキルが必要なのかを明確にすることです。東南アジアのCisco代表であるNaveen Menonに話を聞きました。

仕事の機会

ここ数年で最大の機会を提示されている産業は、地域の豊かさが増し、製品や経験に対する人々の需要を繁栄していると報告されています。

「新たなテクノロジーが導入されると、生産性の向上が生産費を抑え、製品やサービスの価格が安くなります。そうすると、可処分所得が上がるので、消費の促進につながります。これが新しい仕事のを作り出すのです。」とMenonは説明します。

より具体的に言うと、これらには小売や卸売、製造業、建設業、輸送産業が含まれています。地域の小さなIT、金融、芸術セクターでも恩恵があるでしょうと報告されています。

これらの産業の多くは技術を必要とし、顧客と向き合う職業ですとMenonは言い、これらの職業でキャリアアップを望む場合は新たなスキルを身につける機会を見つけるべきだと言います。

これらのスキルには、プロの訓練だけではなく、コミュニケーション力やクリティカルシンキングなどのソフトスキルも含まれると彼は言いました。

失業

ある産業では重大な失業に直面することになり、スキルの低い仕事、自動化に弱い仕事は衰退していくと報告されています。

主に、農業系、清掃員や機械オペレーター、取引労働者などの労働集約型の職業が含まれます。

この移行は世界的に起こっていますが、東南アジアでは特に難しい問題となっています。この地域では未だに大部分を長年の農業セクターに頼っているからです。

「ASEAN主要6カ国(東南アジア諸国連合を率いている主要6カ国)の農業セクターには7600万ほどの仕事があります。3分の1は労働者で、この仕事は、日課がありコード化できる力作業が多いため技術の発展によってなくなる可能性が高いです。」と報告されています。

地域別内訳

インドネシアは人口密度の高い地域で、予期できる配置転換の影響を大きく受ける国となりそうです。950万の仕事がベトナムやタイよりも上位にあり、その仕事はスキルの低い農業関係の労働者です。

しかしながら、人口の少ないシンガポールでは、技術的混乱の影響が急速に広がるという予想もあります。都市国家は21%のフルタイムの仕事が次の10年で入れ替わると予想しています。

それは、シンガポールがすでに「技術的進歩の先駆者」であるということと、「技術的に追いつけ」というよりも新たな革新やオーバーホールプロセスを実行しているということが関係していると報告されています。

「労働人口のトータル数の割に、そしてすでにスキルの高い労働者がいるにもかかわらず、シンガポールは技術的な挑戦に直面しています。なぜなら、新たな仕事の多くは高技術ののプロと管理職を作り出しているからです。」と報告されています。

今後の展望

ここ数年で予想される主要な移行は、ビジネスにも労働者にも挑戦を突きつけることになります。しかし、このシナリオが挑戦を表している一方で、Menonは楽観的になる理由もあると話します。

「この変化の結果はASEANの労働者が、今よりも高い価値の仕事ができるということです。」とMenonは言います。

世界でも急速に成長した経済のホームである東南アジアにとって、これは広く影響があるでしょう。

「この地域の長期的な成長を維持する手助けになるでしょう。」と彼は言いました。

カテゴリー
今後の動向

2019年:東南アジアの雇用のダイナミックな年

2019年給与調査第20版によると、東南アジアは海外から、特に中国からの投資を受け、産業の中心地として上へ登っていく軌道を描き続けています。

年に1度の給与調査は、世界的、国際的、地域的な給与と雇用のトレンドの理解をあらましを提示ししています。全体的に、需要の高いスキルには相応の給与が支払われ、市場拡大のために国際的なバックグラウンドを持つ地元の人々の需要が高まっているようです。鍵となるのは、企業は合理化が求められ、金融などの多くの部門で雇用プロセスを短くし、2019年のスキル重要視の市場において将来の労働者に何を提供しなければならないのかを強調することです。

東南アジアのビジネスが地域の人材を発掘している一方で、2019年給与調査は、企業がいかに「グローカル」な労働者を探しているかを強調しています。グローカルな人材とは、国際的な経験のある地域のスタッフのことです。要するに、2019年は地域での雇用のダイナミックな1年になると予想されており、それはビジネスにも雇用市場にも利益があります。

多くの地域的なトレンドは、タイで反映されています。ロバート・ウォルターズタイ&ベトナムのGerrit Bouckaert専務取締役によると、特に、デジタルスキルと国際的な経験のある地元の才能の需要が高まっているようです。「ロバート・ウォルターズの2019年給与調査によると、国際的な展望はかつないほどタイの労働者から注目されており、タイの企業は地域的にも国際的にも拡大し、英語を話すプロのニーズが高まっています。同時に、2019年はデジタルトランスフォーメーションの年となり、国境を越えてデジタルの才能がある人材の需要が高まります。」

タイのイースタンシーボードは問題解決やプロジェクト管理のスキルを備えたプロを探し続けるかもしれません。これが雇用主に新人募集のプロセスを合理化を進めるだけではなく、適格な人材には給与の要求を強化すると予測されています。個人を魅力的にするための労働者の努力はより重要となり、会社が求人市場での評判を上げるためにソーシャルメディアのプラットホームを使い、雇用元のブランド化をするでしょう。また2019年には、社内の課題を強調することも重要になります。新人募集が微調整され、2019年は法律関係など特定のポジションに仕事がもたらされるでしょう。

2019年に仕事の魅力度を決める4つの要因は、ワークライフバランス、報酬、経営陣からのフィードバックと励まし、そして研修と機会です。2019年に転職の動機でトップとなるものはキャリアアップの約束と昇給、そして福利厚生の充実とワークライフバランスです。

90%が労働市場に自信を感じているように、専門家は2019年に前向きな動きを感じ続けるでしょう。給与は転職者のうち、内勤業務の人には15~20%の昇給、外勤業務の人やニッチな業務についている人には20~30%の昇給が見込まれます。

カテゴリー
雇用機会

東南アジアの雇用機会

2010年の人員補充の前まで、4大会計事務所であるアーンスト&ヤングとPWCで監査役として働いていました。現在はシンガポール事務所を拠点とし、東南アジアのHRディレクターを務めており、地域を超えてロバート・ウォルターズのために働いてくれる人の雇用を手伝っています。

「私は現在、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンなどの東南アジア諸国でロバート・ウォルターズのために働いてくれる人材に目を向けています。私は、リクルーターをリクルートしているのです。ですから、私の仕事の大部分はコミュニケーション力があり、雇用の仕事に情熱を持った人材を探し、見極めることです。」

東南アジアの雇用

東南アジアでは、法律家、会計士、マーケッターなどのその分野のプロを雇用する傾向にあります。その分野においてはプロの集団が雇われているので、彼らとつながることで、似たようなバックグラウンドを持った新たな候補者に出会える可能性が高くなります。一般的に私たちは、チームで働くことができ、セールススキルを持ち、前向きなアプローチをする人を探しています。成功に向けて準備をする必要がありますが、断るということも仕事の一部であるということを気に留めておくと、そこまで落ち込まずに済みます。

雇用機会の幅

シンガポールとマレーシアはどちらも成熟市場で、競争率が高く常に動きがあります。雇用を確保したい場合にはスピードが求められます。国際的な都市で、言語や文化的側面からアジアの中でも取り掛かりやすい市場となっています。一方で、実際に私が関わったインドネシア、ベトナム、フィリピン、タイなどの他国の市場は若い新興国市場で、成長の可能性を秘めています。シンガポールやマレーシアと比べると、大きな市場ですが競争率が低く、高度成長を経験した地域です。

もしあなたがリクルーターであれば、この成長の波に乗って良い機会にめぐり合うことができ、十分な額の小切手を持ち帰ることができるでしょう。このことから、海外の候補者がここへ移り住む興味があることが伺えます。シンガポールではFair Consideration Frameworkという規制があります。移住者を雇う前に、シンガポール人を雇うことができないのかを雇用主に考えるように、政府が主導しています。

なぜ人材紹介会社で働くべきなのか

ロバートウォルターズは雇用に関しての目覚しい業績と表彰を数多く受賞しています。そしてアジアや世界中の素晴らしいブランドを私たちの顧客として迎えています。国際的な拠点の多さは私たちのビジネスの大部分であり、労働者が海外で働きたいと思った時には、全力でサポートすることができます。シニアマネジメントチームの大半がロバート・ウォルターズにコンサルタントとして参加しており、企業内でも欠かせない存在になりました。私たちはチームでの利益のシェアリングモデルを採用しており、それはロバート・ウォルターズのDNAとも言えます。

企業文化

私はシンガポール事務所で働いており、雰囲気はダイナミックでペースが速く楽しいです。とても社交的で金曜日の夜にはみんなで飲みに行きます。そして飲み会の場ではチーム外のメンバーとも交流することができ、新たなネットワークを構築することができます。たくさんの楽しいことがあり、屋台がビルまで来て、チキンライスのようなシンガポールの伝統的な食事を楽しむことができます。東南アジアの全事務所中で、楽しむということが重要視されており、これはビジネスの場でも鍵となる価値観になっています。

雇用に興味のある人に対して一言

リクルート産業についてよく調べ、あなたの価値観に合うしっかりとした経済基盤のある企業を選ぶようにしましょう。これはとても価値のあるキャリアですが、セールスに特化した役割であるということを忘れないでください。ロバート・ウォルターズでは長期的かつ国際的に活躍できるようサポートします。シニアマネジメントチームがコンサルタントとしてロバート・ウォルターズに参加しています。

カテゴリー
仕事の種類

東南アジアで生活することができる15の仕事

東南アジアでの休暇を長期滞在にしたいですか?新たなホームや旅の途中でできる仕事のリストをチェックしてみてください。新たな旅を始める前には、法的な手続きや労働許可証の取得も忘れずに。

ダイビングインストラクター

多くの人々が自分探しのために休暇に美しい熱帯の島を訪れます。完全な資格のあるダイビングインストラクターは、給与が高いタイのタオ島だけではなく、海の近くであればすぐに転職することができます。

ジャーナリスト

ローカル局だけではなく、国際的な報道機関でも外国人ジャーナリストの需要はあります。もししばらく滞在する予定があるのなら、地元の報道機関に就職し、旅をしながらリポートするという仕事にチャレンジしてみましょう。地域の文化に浸ることができるだけではなく、あなたのキャリアにもつながります。

教師

東南アジアに住んでいる外国人に一番人気がある仕事は教師です。教師のポジションは、小切手でしっかり給与が払われるという安定だけではなく、ビザや労働許可証の手続きも適正に行われます。

フォトグラファー

ジャーナリストのように、外国人フォトグラファーは価値があり、地元局や国際的な報道機関で雇用されています。もし食事、人々、自然などの写真が好きならば、これらに関係のある仕事は豊富にあります。

DJ

DJの経験があるのなら、東南アジアでもDJとして働いてみるのはいかがでしょうか。「国際的な」DJの魅力は、どこへ行っても温かく迎えてもらえることです。

ツアーガイド

あまり人気のある選択肢ではありませんが、もし多言語を話すことができる、もしくは母国で旅行代理店などで働いていた経験があるのなら、良い選択肢になります。自分では訪れないような所にも仕事で行くことができるというメリットがあります。

ウェブデザイナー

ウェブデザイナーは地元企業かフリーランスとして顧客のために働くのか選択することができます。どこでも仕事をするのが好きで、バーツやドンで稼ぐよりもドルやポンドで稼ぎたい場合は、母国に何人かクライアントをキープしておくと良いでしょう。

通訳

言語に長けているのなら、稼ぐことができます。地元または国際的な企業が、出勤だけではなく在宅でも通訳を雇っています。履歴書であなたのスキルを強調し、応募してみましょう。

バーテンダー

他の専門職と同様、外国人がバーテンダーをすることが違法な国(例えばタイ)もあるので、飛行機のチケットを予約する前に、確認する必要があります。カンボジアの シアヌークビルやベトナムにあるバーのように、給与は高くありませんが、住むところと食事は無料の場合が多いです。

ホテルやリゾートの管理人

これは世界的に有名なハイブランドのホテルだけではなく、地域のブティックリゾートやゲストハウスにも当てはまります。好きな場所を選んで、夢のようなところに住むことができます。

慈善活動

仕事に関係した多くの慈善活動が東南アジアにはあります。この分野で働くことに興味があるのなら、関連のある仕事のサイトを定期的に確認してみましょう。

コールセンターの仕事

しばらく滞在する予定があるのなら、コールセンターは良い選択肢になるでしょう。国際的な顧客を抱えているコールセンターは、経費削減のために東南アジアに拠点を置き、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語を話せる人を雇い、イギリス、ヨーロッパ、アメリカからの電話に対応しています。

フィットネスインストラクター

ズンバからクロスフィットまで、フィットネスのクラスを教えている移住者はたくさんいます。9時から5時までのストレスの溜まる仕事に嫌気がさした人がヨガの先生になり、タイのチェンマイのジャングルや山奥や、精神のハブと言われているインドネシアのバリ島にあるウブドで活動しています。

フリーランスの作家や編集者

どこでも働くことができる遊牧民のような生活です。1日だけチェンマイのコーワーキングスペースを借りたり、ベトナムのビーチで働いたりと、世界はあなたの思いのままです!

アフィリエイトマーケティング

アフィリエイトマーケティングは、ノマドの間で最新の流行となっています。心の中に思い浮かぶ製品があり、アマゾンやビットコインの知識があるのなら、あなたが待ち望んでいた大当たりに出会えるかもしれません。

カテゴリー
労働環境

2018年アジアで働きやすい場所ベスト8

取るに足らない額のために好きでもない仕事をするのに疲れ切っていませんか?あなたの母国で9時から5時まで働くことに嫌気がさして、何か新たしいことを探していませんか?給与の半分を家賃に当てて、住んだところがノミだらけだったことはありませんか?もうそのような生活をする必要はないのです!これはクレイジーに聞こえるかもしれませんが、海外で働くという劇的なチェンジを考えてみませんか?

もし海外で働くことが初めてなら、アジアや南太平洋地域を探してみると良いでしょう。ここは経済やテクノロジーが光のような速さで成長している世界の中心なのです。この発展の結果、より多くの仕事が生まれました。アジアは地球上最大の大陸で、極東、東南アジア、西アジア、インド亜大陸で仕事は爆発的にあり移住者の人気が根強いです。

それぞれの地域でどのような仕事を見つけることができるでしょうか?

新しいことに挑戦し、多くのアジア人や島の人々と働く覚悟はありますか?わかりました。私たちの旅行者仲間が、2018年にアジアで働きやすい場所ベスト8を作成しました。

1. 中国

アジアの中でも働くのには最も良い国の1つである中国で生計を立てると決めたのなら、カルチャーショック(素晴らしいものです)に備えておきましょう。朝ごはんはシリアルではなく麺を食べ、英語の代わりにマンダリンか広東語を話します。長年の文明と超現代都市が広がる中国は働く上で最も魅力的で、手頃な場所の1つです。英語を教えることは国中で需要があり、ビジネスの中心地である上海や香港でも仕事を見つけることができます。驚くような食事(本当の中華料理は天国です)と世界最大で影響力のある文化への識見はとても価値があるものです。

中国の仕事を全て見る

2. 日本

英語を話す人のための仕事をアジアで探していますか?日出ずる国で挑戦してみるのはどうでしょう?日本は第二次世界大戦の敗戦からすぐに復活し、世界を牽引する経済の1つとなった驚くべき国です。今日、フォースが確かに共にいる場所のままです。スノーボードを北海道で教えるか、東京で英語を教えましょう。ボーナス:日本語検定のN1かN2を取得すると、仕事の幅はとても広がり、ビジネス、メディア、エンターテインメントなど様々なポジションがあります。

日本の仕事を全て見る

3. タイ

心配しないでください。私たちは白い砂浜、黄金の寺、猿、素晴らしい緑の山頂にいる僧侶を夢見てきました。この夢を現実にしませんか?微笑みの国は東南アジアで仕事を始める上で完璧なスタート地点となります。アジア文化に足を踏み入れるのには一番人気がある場所で、タイの人々や移住者のコミュニティーはそこで働きたいという外国人に優しいです。また、伝統的なフルムーンパーティーや楽しい屋台、水上マーケット、仏教の修道院などによって、アジアの中でも住むにはベストな国の1つとなっています。

タイの仕事を全て見る

4. 韓国

Psyの母国ということは、アジアで仕事を探している外国人にとって何よりも魅力的なはずです。アジアの虎として、韓国は岩のような固い経済で、英語を教えたり、ビジネス、テクノロジー分野で多くの仕事があります。それだけではなく、ソウルは住む上で地球上で最もスリルのある場所の1つです。そこは眠らない街で、ギザギザとした山脈、そして世界で最も議論を呼ぶ国境DMZがあります。プロによるアドバイス:この国は英語教師の給与が高いことで有名です。

韓国の仕事を全て見る

5. インド

何世紀も、インドは世界中の旅行者の興味をそそっています。滞在者や移住者はその魅力や複雑さ、矛盾を十分に理解することはできません。さらにインドは、急騰する経済やテクノロジー、科学、研究の発展により、アジアの中でも働きたい国のトップにいます。ニューデリーでの派手な金融の仕事やバンガロールのITのポジションを探してみましょう。もし、より早く仕事を見つけたいのなら、ムンバイのボリウッドのダンサー、スポーツアカデミーの管理、インド人生徒に向けたメイクアップ講座の講師という選択肢もあります。

インドの仕事を全て見る

6. ベトナム

短期間の仕事を探していたり、夏季の仕事をアジアで探しているのなら、ベトナムをおすすめします。2018年にアジアで仕事をする上で良い場所の1つになっている理由はなんでしょうか?ベトナムの自然な美しさ、興味深い歴史、そしてデジタルノマドのホットスポットとなっていることが勝因です。移住者はアジアのアメリカ人のための仕事をハノイ、ホーチミン、そしてフエなどの小さい都市で見つけることが多いです。大都市では、英語を教えたり、IT、ビジネス、金融、エンジニア、建設業、農業の仕事を見つけることができます。行く前に、いくつか重要なベトナム語のフレーズを覚えておくことで、木から落ちた猿のようにはならないでしょう。

ベトナムの仕事を全て見る

7. フィジー島

まだ南太平洋地域の夢のような目的を探していますか?オーストラリアやニュージーランドで仕事を探すことにこだわるのをやめ、フィジー島にBulaと言いましょう!ビティレブ島は主要な島で、英語を教えることができます。小さな島々ではPADIのインストラクターになることができます。フィジー島はとてもユニークな文化を持ち、原住民であるフィジー人、インド人、中国人、トンガ人、そしてヨーロッパ人の影響を受けています。フィジー人はとても友好的なので、すぐにコミュニティーの一員になることができるでしょう。

フィジー島の仕事を全て見る

8. ネパール

アジアで働くことを検討し、世界の中の世界を探しているのなら、インドと中国の間にあるヒマラヤの国、ネパールで挑戦してみてください。2015年に地震があったにもかかわらず、祈祷旗、雪に覆われた山頂、そしてバターティーが有名なこの山国は、TEFLの教師にとって完璧な夢の場所です。ドクター・ストレンジに出てくるカトマンズのような場所で仏教の僧侶や小友たちに英語を教えることで、本当の違いがわかるでしょう。

ネパールの仕事を全て見る

カテゴリー
考察

アジア人はどのように仕事を探すのか、そして仕事について知っておくべき3つのトレンド

仕事を見つけるにあたって様々な手段が急増していますが、いくつかの方法は他のものと比べて人気があります。全ての国に共通した手段があるわけではなく、フィリピン人が求人情報を見る上で好むものは、シンガポール人、タイ人、マレーシア人の好みとは異なる場合もあります。以下のインフォグラフィックで、アジア人が仕事を探す上で使う手段を見てみましょう。

国ごとの就職活動で人気のある手段(上から人気順)

  • オンラインの仕事情報
  • 企業のウェブサイト
  • 紹介
  • 転職エージェント

以下、アジアの求人市場における3つのトレンドです:

・求職者は常に新しいキャリアの機会を見張っています

最近の研究では、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの8000人以上の求職者はこの文章に同意するかしないかを尋ねられます。「来年今の仕事/雇用主の元を離れるつもりはありません。」

ひょっとすると驚かないことかもしれませんが、全ての求職者は満場一致でこの文章に同意しません。ほぼ全ての回答者は「仕事市場を見ていきたい」という強い希望を持っています。

・雇用主の転職の優先度

同じ研究で、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの約3000人の雇用主が転職の優先度をリストから選びました。

インドネシアやマレーシアでは、2017年、多くの雇用主が「必要なポジションを埋めるため」という、雇用することを第一とし、「人員増加」というのも2番目に多くなっています。

一方で、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの多くの雇用主は「人員増加」を2017年の最優先としています。このグループのシンガポール以外の3カ国は「必要なポジションを埋めるため」が2番目になっています。

・雇用主に最も求められる能力

どのポジションを埋めることが一番難しいかと雇用主に尋ねたところ、インドネシア、マレーシア、フィリピンの多くの雇用主が監督者や専門家を雇うのが一番難しいと答え、シンガポールとタイの雇用主は中間職が難しいと答え、ベトナムはマネージャーが難しいと答えました。